研究/研修について実習・見学及び卒後研修について

実習・見学について

当院での実習及び見学等は随時受け入れております。ご希望される方は、こちらからお申し込みください。

筑波大学附属病院総合臨床教育センター
TEL 029-853-3516
FAX 029-853-7000
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卒後研修について

心臓血管外科専門研修の実際

不器用でも心臓外科医になれる

2年の初期研修ののちは、後期研修初年となる3年目を消化器外科、呼吸器外科など外科全般を数か月単位で遍く学ぶ1年としてもよいし、3年目からほぼ心臓血管外科修練に特化したプログラムとすることもできます。心臓血管外科コースにいながら、卒後5年修了までに外科専門医資格を、8年修了までに心臓血管外科専門医資格を取得できるよう、外科‐心臓血管外科連動型修練プログラム(間もなく始まる新専門医制度でも推奨されている方式)を構築しています。
この間、県内外の連携施設と大学病院とをローテーションして研鑚を積み、茨城県グローバル人材派遣事業による短期海外研修制度なども活用して、個性や志向に沿った幅広い修練機会を得ることができます。筑波大学では働きながら博士課程大学院に行くこともできますし、修練期間中に海外留学に旅立つことも可能です。特にPennsylvania大学とは太いパイプを持っており、継続的にリサーチフェローを派遣しています。

また、これから増加する地域枠学生にも、当グループは広く門戸を開放しています。県内での就労義務を果たしながらも、できるだけ一般枠学生と変わらない年月で専門医取得が果たせるよう、関係機関・部署と調整をはかっています。地域枠だから心臓外科をあきらめる、そんなことがあっていいわけがありません。

男女共同参画などと声高に言わずとも、女性が心臓外科医を目指すことを当グループは当然の選択肢ととらえています。事実、おそらく日本で最多とも言える人数の女性外科医が当グループでは一線で活躍しており、結婚、妊娠、出産、育児、いかなる局面でもキャリアを維持できるよう、最善の配慮をしています。女性だから心臓外科はちょっと、そんな前時代的な先入観もきっぱり捨てましょう。

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