心臓血管外科について

診療体制

新生児から高齢者まで、あらゆる心疾患、血管疾患の外科治療を行い、安全性を最優先しながら質の高い医療の提供に努めています。最新機器を備えた3つの手術室を配し、うちひとつはハイブリッド手術室と呼ばれる高機能のX線透視装置を備えた多機能手術室です。ここでは高精度で侵襲の少ないステントグラフト手術や経カテーテル的大動脈弁置換術などのカテーテル技術を駆使した手術が行われます。心臓や大血管の手術後はICU(集中治療室)または小児集中治療センターで熟練した専任スタッフと最新の医療設備が回復を支え、退院に向けてのリハビリは明るく快適な環境のけやき棟一般病床で行います。

診療体制

診療実績

年間総手術数は500例以上で、開心術は300例を、先天性心疾患の手術は100例を超えます。大学病院の使命として、重症心不全、他臓器合併症を有する疾患、新生児や低出生体重児の複雑先天性心疾患などに対するハイリスク手術も日常的に行いつつ、緊急性の高い大動脈解離等には夜間休日を問わず迅速に対応します。大血管、冠動脈、弁膜症、先天性心疾患、補助人工心臓などの領域ごとに国内外でトレーニングを受けた経験豊かな専門医を配し、常に最先端の技術を用いながら、各スタッフがさらに一歩先の安全性とクオリティとを追求しています。

診療実績

診療方針

外来では疾患領域ごとに専門医が担当し、きめ細かくわかりやすい診療を心がけています。最善の医療を最適なタイミングで提供できるよう、診断、治療からフォローアップに至るまで、循環器内科、小児循環器科はもとより、産科、麻酔科、放射線科などの診療科との連携を密にして、日々”Patient First”の精神で診療にあたっています。

診療方針

心臓血管外科について